1965-03-27 第48回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第2号
そこに官僚精神というものが横溢している。これを払拭せにゃいかぬ。すべからく官僚センスというものを払拭すべきだということで、最近における国鉄は、そとから見ると、どうも国鉄は営利心に走っていかぬと、こういうことをいわれるまでに、企業心というものは、向上してきていると私ば考えているのです。その結果が瀬谷さん御承知のとおり、何に出ているかというと、急行列車の増発ですね。
そこに官僚精神というものが横溢している。これを払拭せにゃいかぬ。すべからく官僚センスというものを払拭すべきだということで、最近における国鉄は、そとから見ると、どうも国鉄は営利心に走っていかぬと、こういうことをいわれるまでに、企業心というものは、向上してきていると私ば考えているのです。その結果が瀬谷さん御承知のとおり、何に出ているかというと、急行列車の増発ですね。
それからもう一つ、この災害基本法の中で一つの柱になっておる総合性、計画性ということを言われておりますけれども、それが現在のこの官僚のセクショナリズムあるいは法規至上主義といいますか、そういう官僚精神、そういうもののささえになっておる官僚機構、そういうものの中でこの総合性、計画性というものがほんとうに生きて働くというそういう保証があるだろうか。
そして内容を見ると、自動車の免許のやり方なども大量であって、官僚精神で、世界各国でやっているような距離の視覚検査と申しますか、目などについてのこまかな検査の方法をとらないで、単なる身体検査にすぎないというようなことになると、どこから直していいか。私どもの方はまことに御苦心のほどは察するのですが、運輸省だけではとても、まだ陸運だけでなく海運も航空もいろいろあるわけですから、困難だと思う。
それをすぐ恐喝だとこう言うて逮捕するというところに、実に官僚精神のまる出しがあるのだ。あなたは十万円用意したと言いながら、それは一銭も渡さぬ。書類はとってしまう。そうして持ってきた哲子はぶち込まれてしまう。かようなことでよろしいとあなたは考えるかどうか。私どもは解せないのです。一銭も金をお渡しになっておらない。朝日新聞の長野版がこういうことを言うている。私はこれが一般大衆の心理だと思います。
○橋本(清)委員 一般的に見まして、いわゆる占領法規を改めるという問題が今起つておりますが、このときに際しましては、私もかつては官僚でありましたが、私はあの敗戦の厳粛なる事実に目ざめまして、追放の七年ただ国家の運命を考えまして、少くとも、旧官僚思想は脱皮いたしたつもりでおりますが、いまだ脱皮せざる官僚精神の常といたしまして、この占領法規の改正にあたりまして、はたして中央集権的に行くか、地方分権的に行
またこの敗戦の厳粛なる事案に、まだ目ざめざるいわゆる官僚根性を脱皮することができないで、いたずらに今日の占領法規の改革に名をかりまして、彼らの満足するところの中央集権主義に堕するところの官僚精神に誤れるところなきや、かような点につきまして誤りがないか、少くとも百年の大計であるところの日本警察法の根底とする民主化を根底より逆転するなきやを私は憂うるのであります。
相手は日の丸で、じつとしていても月給をもらえるのだといういわゆる官僚精神、一面われわれは調べているが、関連した職務上の責任をどういうふうにお考えになりますか。
從つて、新憲法の実施によつてわが國の政治が民主的運用を始めるに伴い、官僚陣においても、この民主政治と調子を合わせた官僚精神の改善を必要とすることは、淺沼君の御指摘の通りであります。
前に私は官吏になつたことがありませんでしたから、その比較はできないのでありますが、われわれが民間におつたときの官吏というものは、明治以來培われたいわゆるほんとうの官僚精神でありますからその非常な獨善のためにわれわれが惱まされたことは事實であります。